森に生きる木々たちが紡いだ物語 [ スイノカゴ ] = 夜のつづきの夢をみる =

2024.11.15 ALL, イベント情報, 取扱いアイテム

11/22(金)からスタートする企画展、『 夜のつづきの夢をみる 』より。

 

スイノカゴ さんからは 白樺作品が届きます。

夏のはじめの森で必要な分だけ樹皮を採取し、自然の恵みに感謝しながら作品を生み出すスイノカゴさん。
今年はいつもより少ない収穫量だったそうなのですが その中で形にして作品をお届けくださいました。

 

樹皮を編んだものは小物を中心に、オーナメントやアクセサリー、ピンクッション、しおりなど。

 

スイノカゴさんのお父様がつくられるわっぱやトレイは大小さまざまなラインナップです。
それぞれ異なる樹皮の模様や継ぎ目模様も美しい仕上がり。

 

日々の生活に寄り添ってくれる白樺のもの。
使うほどに色艶に深みが増し美しく育っていく姿は 大切に使うほど一層愛着がわきます。

 

森に生きる木々たちが紡いだ物語。
その物語の続きをつないで紡ぎ続けていってください。

 

 

スイノカゴさんのHPより。

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美瑛の森の白樺から

北海道美瑛町には白樺が多く生息し、白く美しく佇む白樺はわが町のシンボルツリー(町木)に指定されています。
当店では林業関係者の協力のもと、間伐で残された白樺からひとつひとつ丁寧に樹皮を採取し、下処理を経て全て手作業でかごやわっぱ、オーナメントなど様々な白樺細工に加工制作をしております。
孫の代まで続くとされる白樺細工は、美しく経年変化し、時を経るごとに味わい深く自分だけの風合いへと育ち、「時間が作る」唯一無二の存在となるでしょう。

今より遥か昔から、この地でおおらかに大地に根を張り、時を重ねてきた木々たち。
白樺もまたマザーツリー(母なる樹)として今日も北海道の森を守り続けています。
北海道では白樺樹皮のことを「がんび(がんぴ)」と呼び、昔から薪の焚きつけに使われているほど、白樺の樹皮には油分が多く含まれています。
その油分の力が自然な艶を育み飴色へと風合いが増していくのが白樺の特徴のひとつです。
親子二人三脚で森や山へ入り、許可を得た木から樹皮を採取しています。
決して多くはない限られた森の資源から、無理なく与えていただい樹皮で、木々の最後の命をわたしたちの手で形に残し、暮らしに寄り添うものづくりをしています。

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11/22(金)- 12/8(日)

『 夜のつづきの夢をみる 』

 

たとえば、ガラス
 向こうが透けるか透けないか、ヴェールの向こう側

たとえば、砂糖でできたオーナメント
 それは食べれそうで食べられない、やわらかそうでかたい

たとえば、冬の日の香り
 光と空気と色、深く深く深呼吸

たとえば、自然からの恵み
 森に生きる木々たちが紡いだ物語
 日々の生活に寄り添う手仕事

たとえば、あまいもの
 ひとたび口にふくむと心がほどける
 誰かを、わたしを、満たすもの

たとえば、ほろ苦くてほっとするもの
 あたたかく身体に沁みわたる

たとえば、ちいさなちいさなニット
 長い夜に見た夢の中のあの子?

八木麻子 さんからは ガラス作品、
SWEETCH さんからは シュガーオーナメントと菓子、
蕊 Sui さんからは 香り、
スイノカゴ さんからは 白樺作品、
mangata さんからは 焼菓子、
さじ洋菓子店 さんからは 焼菓子、
coffee Kajita さんからはコーヒー、
TE HANDEL さんからは紅茶、
SAKSUMI さんからは ニットオーナメント、
それぞれお届けいただきます。

 

※混雑緩和のため、初日11/22(金)12〜15時は予約制にてご来店を承ります。
来店予約につきましては 11/16(土)18時より受付いたします。
予約方法についてはこちらのページよりご確認くださいませ。
※11/22の15:15以降ならびに11/23以降は通常営業となり、来店にあたってのご予約は不要です。

※SAKSUMIさんの作品は 12/4(水)~ の展開となります。

※購入制限などはご来店当日店頭にてご確認ください。
※作品等の販売前のお問い合わせについては恐れ入りますがお控えいただけますと幸いです。

 

 


通常営業中も、万が一店内が混み合う場合は入店制限させていただくこともございますため予めご了承いただけますと幸いです。
営業につきましては急な変更がある場合もございますため、お越しの前に営業日カレンダーをご確認いただくと確実です。