白樺のカタチ [ スイノカゴ ] = torch =

2018.11.23 ALL, イベント情報, 取扱いアイテム

12/1からスタートする企画展、『 torch 』より。

 

北海道美瑛町に暮らし、その土地で育まれた白樺樹皮を採取し作品づくりをされているスイノカゴさん。

今回はオーナメントやアクセサリーなどの他に、当店でのご紹介は初となるカゴやスイノカゴさんのお父様が作られているわっぱの白樺細工も届けていただきます。

 

採取できる白樺樹皮にはかぎりがあるという中で、カゴなどの大きい作品を届けていただけるのは本当に貴重なこと。
今回扱わせていただき、みなさまにご覧いただけることを光栄に思います。

 


(植物を入れたり 紙ナプキンを入れたり ペン立てにも可愛い靴のオブジェ、小さな靴のチャームも愛らしいです)


(きゅっと結んでお部屋のアクセントにもなってくれるカーテン留め)

 

手に柔らかくやさしく馴染み、使うほどに自分らしい色に育っていく白樺のアイテム。
“使うことがお手入れになる”、いつかスイノカゴさんがおっしゃっていたことが印象的でずっと頭に残っています。
カゴやアクセサリーは触れることで乾燥を防ぐということ。
ぜひ作品をお迎えいただいたあかつきには、日常の中でたくさんたくさん使って、寄り添いながら暮らしてください○

 

私が文章をまとめるよりもそのままの想いを伝えたかったので、スイノカゴさんのHPより抜粋させていただいた白樺プロジェクトのことを少し。

———————————————
美瑛の森の白樺から

北海道美瑛町には白樺が多く生息し、白く美しく佇む白樺はわが町のシンボルツリー(町木)に指定されています。
当店では林業関係者の協力のもと、間伐で残された白樺からひとつひとつ丁寧に樹皮を採取し、下処理を経て全て手作業でかごやわっぱ、オーナメントなど様々な白樺細工に加工制作をしております。
孫の代まで続くとされる白樺細工は、美しく経年変化し、時を経るごとに味わい深く自分だけの風合いへと育ち、「時間が作る」唯一無二の存在となるでしょう。

今より遥か昔から、この地でおおらかに大地に根を張り、時を重ねてきた木々たち。
白樺もまたマザーツリー(母なる樹)として今日も北海道の森を守り続けています。
北海道では白樺樹皮のことを「がんび(がんぴ)」と呼び、昔から薪の焚きつけに使われているほど、白樺の樹皮には油分が多く含まれています。
その油分の力が自然な艶を育み飴色へと風合いが増していくのが白樺の特徴のひとつです。
親子二人三脚で森や山へ入り、許可を得た木から樹皮を採取しています。
決して多くはない限られた森の資源から、無理なく与えていただい樹皮で、木々の最後の命をわたしたちの手で形に残し、暮らしに寄り添うものづくりをしています。
———————————————

 

スイノカゴさんとお父様の手から丁寧に編まれ生み出された作品をぜひお手に取ってご覧いただけるとうれしいです。

 

 

 

12/1(土)〜 16(日)

『 torch 』

 

12月を灯す、冬のおくりもの

オカベマキコ さんからは ガラス作品(ストームグラス・照明・オーナメント・アクセサリー)を。
スイノカゴ  さんからは 白樺作品(カゴ・オーナメント・アクセサリー)を。
atelier mado さんの手鏡と lente さんの裂き編みニットポーチがセットになったコラボレーションは昨年に続き再登場。
sous le nez さんからは  ”snowy”ミストとリップバーム、”COMET TAIL”クリスマスをイメージした香りのミスト、ふたつの冬の香りを。
星谷菜々 さんからは シュトーレンとカレンダーを。

 

自分へのご褒美に、大切な誰かのために、しあわせな気持ちを携えて選ぶおくりもの。
一年の締めくくりに、手のひらに 心に あたたかく灯る品々をご用意してお待ちしております。

 

※期間中のお休み予定:12/3(月)、4(火)、10(月)、11(火)

※販売前の作品のお問い合わせについては恐れ入りますがご遠慮くださいませ。
※通販につきましては会期終了後、可能な場合のみHPでお知らせいたします。