旅の記録〈NAGANO〉

2023.06.06 ALL, 旅のこと, 日々のこと

(雑記)

足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。

 

 

ずっとその場所を訪れることをたのしみにしていた。

何年も前にCOVINさんからいただいたスズランのガラス細工のお土産。
それはとても愛らしくって、アンティークのような佇まい。ずっと大切にしているもののひとつ。
「山小屋で見つけた」とおっしゃっていたことが長らく頭の片隅にあった。

昨年お客様と山のお話をしていてふとつながる。
そうか!長野にある山だったんだ!
スズランの群生地であるということを知って想いをつのらせる。

 

念願叶ってこの季節に足を運ぶことができた。

ドイツスズランは見頃を迎えていて、そこかしこにちいさな鈴なりの花々。
歩くだけでふわりといい香りが漂ってくる。

 

ドイツスズラン
(花の背丈が葉と同じかそれよりも高い)

 

ニホンスズランはまだまだ咲き始め。
ちらほらと奥ゆかしげに顔を出している。
見頃を迎えるとこの斜面一面に自生している100万本が咲くのだとか。

 

ニホンスズラン
(花の背丈が葉よりも低い)

 

歩みを進めて山頂を目指す。
山頂までは1時間ほど、あっという間に登ってしまう。

 

 

八ヶ岳。

 

北アルプスと諏訪湖。

 

中央アルプス。
(昨年登った木曽駒ヶ岳も…!)

 

御嶽・乗鞍。

 

富士山。
さすが日本一の山、どこからでも見える。

ぐるり360°、山、山、山。

 

花々にもたくさん出会えた。

「タチツボスミレ」

 

「ニリンソウ」

 

「スダヤクシュ」

 

「ツマトリソウ」

 

「エゾノコリンゴ」

 

「シロバナノヘビイチゴ」

 

「オオアマドコロ」

 

「マイヅルソウ」

 

「ヤマシャクヤク」

 

「ウマノアシガタ」

 

「釜無ホテイアツモリソウ」

 

「クリンソウ」

 

 

見落としがちなちいさな高山植物を見つけるために足元を見たり、景色を堪能するべく遠くを眺めたり、山を登るのはなかなかにいそがしい。

少し季節が変わるだけで、咲いている花々も変わっていく。

まだまだ訪れてみたい場所がある。