旅の記録〈HOKKAIDO〉

2022.06.13 ALL, 旅のこと, 日々のこと

(雑記)

足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。

 

 

季節はあっという間に巡ってもう夏になろうとしているけれど、冬の終わりの旅を振り返って。

 

流氷をこの目で見たいと北へ行った2月の終わり。

そこにはただ白と青の世界が目の前に広がっていて、時間が止まったような、まさに息を呑む光景。
流氷が押し寄せた海は波がなく’静かな海’というのがとても不思議な感覚だった。
刻一刻と光によって様々な白と青の表情を見せるそれらは、何年か前にアイスランドで見た流氷とはまた違って趣深い。

 

day. 1

今回の旅をご一緒させていただいたしおみさんしゅうこさん
ふたりの背中を追いかけていく。

 

知床まで向かう途中の海辺、眩しい白の世界が視界いっぱいに押し寄せる。

 

プユニ岬からの圧巻の景色。
よく見ると海の底が透けて見える。

 

能取岬の灯台。

 

灯台から眺める海は一面流氷。

 

奥に見える白い線は全部流氷。

 

美しい夕日が一日目の締めくくり。

 

 

day. 2

昨日から少し小さくなったケーキみたいな流氷。

 

車を走らせて出会った動物たち。
一路、根室へ。

 

道路から眺める、ノッカマップ埼灯台。

 


流氷の湖を泳ぐ白鳥たち。

最東端、納沙布岬灯台。
遠くに見えるのは歯舞群島。

 

白鳥の湖も夕日に照らされて淡くピンクに色づく。

 

北方原生花園の馬たち。

冬でもまさか会えるなんて…!
駆け寄ってきてくれて嬉しかったよ。

 

今にもこぼれ落ちそうな、ご褒美みたいな夕日。
「水平線がギザギザしているね」そんな会話から一同「!」と気づいたのは、国後島に沈んでいく夕日だったということ。

遠いようですごく近い。
不思議な感じ。

 

帰り道の根北峠付近、あたりは真っ暗で車を降りて空を見上げると満天の星空。
(寒空の下に長くは滞在できず…走る車の窓から飽きることなくずっと星を追いかけて眺めていたのでした)

 

 

day. 3

ケーキみたいな流氷はもうどこかへ行ってしまった。

 

遠くに羅臼岳、海別岳、斜里岳と連なる。(真ん中に写っているのはおそらく斜里岳)

 

薄葉氷が美しい。

 

友人へ旅の手紙を。
流氷をデザインしてくださったのは しおみさん。
その場でぱぱぱっと仕上げてくださるのだからそのセンスと器用さには尊敬しかありません。

 

しおみさんが撮影してくださったしゅうこさんとわたし。

 

本当にあっという間の3日間で、それはそれは大充実の3日間で。
一緒に旅をしてくださったこと、温かく受け入れてくださったこと、お二人には感謝しかありません。

ありがとう、ありがとう、何度伝えても足りないくらい、今こうやって文章を綴っている間も感謝であふれています。

 

北の地に暮らすということ。
自然も動物もいつも隣り合わせで、そこには歴史も深く関わってくる。

もっと知りたい、もっといろんな季節を見てみたい、そんな思いで何度も何度も北海道を旅する。

また違った景色を求めて、次なる出会いを求めて。