ドラマ「ライオンのおやつ」

2021.06.24 ALL, お店のこと

6/27(日)よりNHK BSプレミアムでスタートするドラマ「ライオンのおやつ」のワンシーンで、当店の店内を使用していただいています。

 

撮影があったのはしばらく前のこと。
ドラマの現場ではたくさんの人が関わって動いて時間をかけて作られているだなぁと、そんな知らない世界を目の当たりにして どきどきそわそわしたのを覚えています。

原作を読んだことがある方だったらきっと「あ、あのシーンで使われているのかな」とピンとくると思います。
おそらく第一話で本当にほんのすこしなのではないかと…

(6/29追記:第二話で放送されるそうです!)

でも大事なシーンなんです。

そんなシーンにこの場所を選んでいただけて光栄なかぎり。

 

そしてこのお話をいただいたときに驚いたのとともにとても光栄で、さっそく原作の本も読ませていただきました。

ストーリーは読み進めるほどに涙が止まらなくなってしまうのですが、「生き抜くこと」をしみじみと感じさせられます。

「与えられたいのちをどうやって生き抜くか」

健康でいることを当たり前に日々を過ごしていると、たまになんとなく過ごしていることも多く。
わたしはどうやって生きたいか、生きるために全うする役目とは、そんなことを改めて考えさせられました。

いのちが終わるとき「あぁいい人生だったな」「精一杯生き抜いたな」そんなふうに思えるように、すこしだけ意識をして、何気ない日々に自分で色を足しながら、毎日を過ごしていきたいと思うのでした。

 

ドラマと原作、合わせて(もちろんどちらかだけでも)よかったらぜひご覧になってみてください○

 

 

公式サイトより。

プレミアムドラマ『ライオンのおやつ』

【放送予定】
2021年6月27日(日)スタート
BSプレミアム・BS4K 毎週日曜 よる10時~<49分・全8回>

【原作】
小川糸『ライオンのおやつ』
【脚本】
本田隆朗
【脚本監修】
岡田惠和
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
土村芳 竜星涼 和田正人 かとうかず子 濱田マリ 西田尚美 石丸幹二 鈴木京香
【制作統括】
谷口卓敬(NHK) 熊谷理恵(大映テレビ)
【演出】
永田琴 進藤丈広

【ストーリー】
「ライオンの家」、それは、とある美しい島にあるホスピスの名前。そこには余命の宣告を受けた何人かのさまざまな個性の人たちが集い、人生の最後の日々を送っている。主人公の雫(29)が「ライオンの家」にやってくる日から、物語は始まる。
若くして余命を告げられた雫は、「ライオンの家」で残りの日々を過ごすことを決め、フェリーに乗ってその島に着く。島の緑の風景の中で、雫は思いをはせる。自分の複雑な家庭環境のこと。家族とのぎくしゃくした関係を改善できないままここに来たことに、雫は少しだけ心残りを感じた。
美しい島で、静かで穏やかな、絵日記のような時間が、雫のまわりで流れ始める。
「ライオンの家」では、入居者が自分の思い出のおやつをリクエストできるティータイム「おやつの時間」があるのだが、雫はリクエストしたいおやつを決められずにいる。
食べて、生きて、そして旅立つ。そんな当たり前のことが、とても貴い。
「ライオンの家」を切り盛りするマドンナというつわものの管理人、そして同居する仲間たちとの、ぶつかったり、笑ったり、泣いたりの日々が始まり、農業に打ち込む島の青年・田陽地(タヒチ)との甘酸っぱい時間も流れ始めて…。
雫は人生最後の特別な時間に、何を見つけ、そして何を残すのか。
すべての人にいつか訪れる日々をあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。