旅の記録〈OKI & IZUMO〉

2018.11.13 ALL, 旅のこと, 日々のこと

(雑記)

足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。

 

10月末に訪れた島根県の隠岐島と出雲の旅のこと。

 

夏に友人が興奮気味に教えてくれた場所。
「馬が好きだと思って。こんな素敵な場所があるよ!」
それはもう日本ではなく遠く離れた、夏に訪れたアイスランドを思わせるような景色で。
強く強く惹かれたその場所に、すぐに行くことを決めた。

飛行機と船を乗り継いで上陸したちいさな島。
隠岐諸島の中の西ノ島という場所へ。

海の近くで生まれて育ったわたしにとってもその場所は、とても居心地の良いところで。
大好きな馬に会いたくて、思いっきり自然の中でのびのびしたくて。
そんなわたしの願いをいとも簡単に叶えてくれた場所。

ちょっとしたご褒美旅。
レンタカーを乗り回して心ゆくまで島中ドライブ。

 

車で走っていると、急に道の真ん中をゆっくり歩いている馬や牛に出会ったり。
丘の上で気持ちよさそうに草を食んでいる馬たちがいたり。
遠くの丘に小さくシルエットが見えたり。

近づくとちらっとこっちを見てくれる目も可愛くて。
穏やかでやさしい子たち。

目が合うたびにひとり舞い上がる、しあわせな時間。

 

さわさわ、さわさわ、ススキの揺れる音だけ。
傾いた太陽に染められて黄金色に。
この丘を一気に駆け上った。

 

ご褒美みたいな夕日。
雲の切れ間から美しく光がこぼれて、海を染めて、いい一日だったなってじんわり思った。

夜はちょっと雨が降って風が強かったのもあって、残念ながらたのしみにしていた星空は見れず。。

 

翌朝の宿からの眺め。
部屋は大きな窓がどーんとひとつ。
視界を何も遮るものがない、海原が眼下に広がる。

 

翌日はひとしきり島のドライブをたのしんでフェリーに乗って松江へ。

松江ではバスの運転手さんに興味深い話をたくさん聞いて、出雲へ行く前に松江に寄ったのには意味があったんだなぁとしみじみ思った。
松江での夜は雨。
雨の宍道湖は 夜の光が滲んで反射して、静かで綺麗だった。

 

翌日は宍道湖を横目に電車に揺られ出雲へ。

教えてもらった 鍛冶屋と料理 のご飯がとってもとっても美味しかった。
お昼からワイン、贅沢な時間。
出雲を訪れたら必ずまた行きたい場所。足を伸ばして良かったと心底思う。

 

初めて訪れた出雲大社は、やっぱりそこだけ空気が違って。
清々しい気持ちになる。
(偶然にも訪れたのは10月=神在月)

日頃のたくさんのご縁、感謝を伝えに。
また今日から頑張ります、と抱負を述べに。

ちょっと前に大好きな音楽家さんが書いていた
「大切な神社には、然るべき時に 呼び寄せられるもの」
不思議なもので本当にそんな気がする。

旅の間に大好きな人たちと大切なやりとりをいくつかしたことも印象的。

 

帰りがけに空港で見つけた、ご当地パンのバラパン。
これがまた可愛くて可愛くて。
賞味期限が長かったらたくさんお土産に買ってきたかったなぁ。

 

そんなこんなで、あっという間の2泊3日。
ちょっとした気分転換にもなって、思いっきり羽も伸ばせて。

またこんな風に合間をぬって旅をしたいなと思う。
こうやって旅ができることにも感謝。

日本にもまだまだいいところがたくさん。

今度はどこへ行こうか。