自然の中にある形を紡ぐ [ danjo ] = in the grassland =

2026.07.06 ALL, イベント情報, 取扱いアイテム

7/10(金)からスタートする企画展、『 in the grassland 』より。

 

 

韓国の布作家 danjo さんからは 伝統的な織物モシ(ラミー)を使用した布作品が届きます。

 

作品をお見かけしたときに、ふわふわと息を呑むような美しさにはっとさせられ記憶に深く焼きついたのを覚えています。
長いことわたしの心にずっとあって、ちょうど展示の開催に合わせて韓国へ行くことになり、実際に見た景色はまるでやわらかな夢のなかにいるようでした。
こんな近くの国にこんなにも心に残る素敵な作品を生み出している方がいるんだ、しかも自国に愛着を持って伝統的な素材や技法を取り入れている。
素晴らしいことだなぁとしみじみ思います。

やりとりをいくつか重ねてからお会いしたので なんだか初めてのような感覚がなく、言葉の壁をこえながら丁寧でやさしいやりとりが続き、この度作品をご紹介させていただくことに至ります。

 

 

韓国には伝統織物と呼ばれる生地がいくつもあり、伝統衣装(韓服)やポジャギに使用されてきました。
彼女はそのモシ、オクサ、サンベなど、韓国の伝統織物を使い手縫いで作品をつくり上げていきます。
(モシとはラミー(麻布)のこと、オクサとは薄絹のこと、サンベとはヘンプ(麻布)のこと)

 

 

“Dandelion Seed Dance”

綿毛のダンスと名付けられたモビールは、モシ(ラミー)でタンポポの綿毛を表現。
1本1本の糸を綿毛に見立て、布を合わせて形づくられます。

 

“One Acorn, One Leaf”

一粒のどんぐり、一枚の葉、木からころりはらりと落ちるまさにその瞬間を切り取ったようなモビール。
普段散歩をしながら植物採取をするのが好きだという彼女が秋に拾い集めたというどんぐりのヘタが実際に使用されています。

 

“Mosi Acorn”

どんぐりのヘタにモシ(ラミー)を組み合わせたオブジェ。
表情豊かなどんぐりの帽子は大きさも形もさまざま。
ころんとした姿がなんとも愛らしい。

 

いつもの日常に、そして自然の中にあるものに美しさを見出し形にする。

彼女の目にうつる景色は 何気ない一場面もきっととびきりに美しい。
そう思わせてくれるような、丁寧で繊細でやさしいものづくり。

移ろいゆく季節や景色の一瞬一瞬を閉じ込めたような、いつまでも続く夢のような、そんな儚くも多幸感あふれる世界をどうぞお手元でおたのしみください。

 

 

danjo

モシ、オクサ、サンベなど、韓国の伝統織物が持つ息づかいをたどりながら、その上に一針一針縫い目を重ねていく方法で形を作り上げていきます。

手縫いは私にとって単なる技法ではなく時間をゆっくりと積み重ねる行為であり、心を整える過程に近いものです。

布を裁ち、繋ぎ、重ねていく間に私の視線にとどまった自然や日常の印象が静かに染み込んでいきます。

 

 

 

2026/ 7/ 10(金)- 20(月・祝)

『 in the grassland 』

 

草原のなかで

 

オカベマキコ さんからは 花摘みランプ、まち針、モビール、アクセサリーなどお花にまつわるガラス作品、
野草花 さんからは 押し花作品、馬のなべつかみ、
ottchilior さんからは 漆絵のガラス作品やバイオプラスチック製のボックス、
danjo さんからは 韓国の伝統的な織物モシ(ラミー)を使用した布作品、

それぞれお届けいただきます。

 

6月の会期からは引き続き、
Misato Ogihara さんの アイスランドの花を描いた水彩画の原画販売と植物のポスター、
flùr さんの 植物から抽出した香り、
北欧デンマークのブランドより 家庭用クリーニング製品を展開するHUMDAKINから スカンジナビアの自然由来の香りと天然抽出エキスを配合したハンドソープ、HOLMEGAARDから ガラス花器、MOEBEから 木製ポスターフレーム、
をご紹介いたします。

 

-ˏˋ 7/19 sun・20 mon flùr 香りのワークショップ ˎˊ-
flùr さんによる香りのワークショップを開催いたします。
(両日満席につきただいまキャンセル待ち受付中です)

 

6月の『on the hills』展より引き続き植物をテーマに、水彩画、押し花、ガラス、漆、布、香り、さまざまな角度から作品をご紹介する企画展。
日本で初めて作品を紹介する、韓国の作家さんもお招きしました。
うつくしい手仕事が魅力の方々です。

夏至が過ぎ、太陽も一段と高く夏に向かい緑も一層濃く深まっていくころ。
草原のなかで たくさんの植物たちが見せるいろとりどりの世界。
今までに出会ったいくつもの景色を想い重ねて、この場所に描きます。

 

※混雑緩和のため、初日7/10(金)12〜15時は予約制にてご来店を承ります。
来店予約につきましては 7/4(土)18時より受付いたします。
予約方法についてはこちらのページよりご確認くださいませ。
※7/10の15:15以降ならびに7/11以降は通常営業となり、来店にあたってのご予約は不要です。

《『 Atelier el Mini-exhibition & Pre-order event 』と 同時開催になります 》