奏でる : Rie Nemoto +西淑

2025.04.08 ALL, お店のこと

10周年を記念して描いていただいたイラストレーターの西淑さんの絵 より、音楽家さんにオリジナル音楽をご制作いただきました。

 

この絵をひと目見たときに わたしのなかでは音が奏でられているように感じて、音楽があったらきっともっと素晴らしいだろうな、そんな想いが心に灯りました。

でも音楽には詳しくないしどうやって依頼すればいいのだろう…どれくらいの期間でできるものなのだろう…すべてが未知で、でもひとまずは相談してみなければ始まらない!と思い切ってお話しさせていただいたのは2月の半ば。

かねてより好きで活動を追いかけさせていただき、今回セカンドアルバムも店頭で扱わせていただいているRie Nemotoさんにご相談させていただきました。

そのときRieさんはちょうどセカンドアルバムのリリースコンサート準備の真っ只中。
すこし先になってもいいから形になるといいな、そんな淡い期待を持ちながらもお返事をのんびり待つつもりでいました。

絵を見ていただいてすぐに返ってきたお返事には「直感で舞い降りてきた音楽のフレーズをピアノでメモしておきました」とのこと。
すぐにお返事をくださって多忙な中でもご快諾くださったこと、震えるほどに嬉しく、なんとも光栄な出来事だったまだ寒い日のこと。

 

 

3月のおわり、とてもとても素晴らしい音楽に仕上げてくださり感動に涙が込み上げる。
仕上がってきた曲にしみじみと耳を傾けていると広がっていく物語。

 

目を瞑るといざなわれる夜の世界。
星のまたたく夜の海。
ちいさなあかりを灯してゆっくりと波間へと漕ぎ出した小舟は恐れることなく前へ前へと進む。
きらきらと星々が行先を照らす。
航海は 順風満帆なだけでなく途中でいくつもの困難や試練もやってくる。
ひとつひとつ乗り越えながら、まだ見ぬ明るい方へ夜明けへと向かってすこしずつでも進む、進む、進む。
進んでいくなかで見えてくる航路、遠くに見えてくるちいさな光、明けてくる空。
終わることのない続いていく旅路。

 

丁寧に音を重ねて紡いでくださった ヴァイオリンとピアノとグロッケンで奏でられた3分強の楽曲。

それはSUNNY CLOUDY RAINYの10年であるかもしれないし、自分の人生だったり誰かの人生だったりもするなぁとそんなことを感じました。

 

曲の出だしをすこし。

▶︎ Set sail for SUNNY CLOUDY RAINY

この曲のフルバージョンをしばらく店内BGMにさせていただくのと、
オリジナルアイテムの販売と合わせてダウンロードしておたのしみいただけるよう準備をしています。

 

Set sail for SUNNY CLOUDY RAINY

Music Composed & Arranged  by Rie Nemoto
Piano, Violin & Glockenspiel performed by Rie Nemoto
Recorded, Mixed, & Mastered by Keisuke Mukai

Illustrated by nishi shuku

 

 

たくさんの方にご協力いただき、自分の想い描いた世界を 想い描いた以上の形にしていただけたこと、心より感謝の気持ちでいっぱいです。

この表現が誰かの心にすこしでも響いて寄り添うようなものになるといいな、そんなことを抱きながらお披露目にいたります。

周年からはすこし遅ればせながらで、季節はすっかり春満開のころ。

ぐんぐん進んでいく季節とともに、聴いてくださったひとりひとりの方の時間や人生がすこしでも豊かで満ちたものになりますように。