水と氷の狭間で :ray
2024.11.02 ALL, 取扱いアイテム
寒い日の薄氷をぱりんと切り出したような、そんな佇まいにハッとして手に取らせてもらった1枚のお皿。
ご縁がつながり、このたび ray 高沢 裕美さんのガラス作品を扱わせていただくこととなりました。
“日常の景色にそっと寄り添えるような、静けさを纏った作品を一つ一つ作っていきたい” とおっしゃる高沢さん。
ひとつひとつは決して主張しすぎずその場に馴染んでくれる、けれど、きちんと存在感も併せ持っている。
日常で使ってみてそんなふうに感じました。
キルンワークという ひとつひとつ型にガラス片を詰めてつくられるガラス器は、焼成後に磨くことでさらりと手になじむやさしい触れ心地。
ほんのりと白く靄がかかったような色合いは、ひとつひとつに表情があり淡さの濃淡や揺らぎを感じていただけます。
ガラスの中にとどまる、時が止まったかのような小さな気泡も特徴のひとつ。
そこに閉じ込められたいくつもの気泡は 光を受けるとたくさんの星々が集まった銀河のようにも見えてきます。
縁はそれぞれ水滴のような、溶けかけた氷のような、そんな個性をたずさえています。
生成時の形を生かした仕上がり。
食卓ではもちろん、貝殻やポプリを入れてインテリアに、ソープディッシュに、アクセサリー入れとして、身の回りでさまざまご使用いただけます。
手のひらの上で儚く溶けてしまいそうな、そんな水と氷のあいだのような姿形。
これからの寒い季節にもよく似合い、日々に溶け込んでくれるガラス器です。
ぜひ店頭でお手にとってご覧ください○
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