旅の記録〈NAGANO〉

2024.08.13 ALL, 旅のこと, 日々のこと

(雑記)

足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。

 

 

8月のはじめ、友人夫婦と一緒に上高地へ。

深夜の高速バスで向かったその場所は、到着目前にそっとカーテンを開けた先に朝靄かかる幻想的な大正池。
わぁ、と わたしたちの期待を高める。

 

早朝5時半にバスターミナル着。
軽めの朝ごはんと支度をして6時に歩き始める。

 

遠くには北アルプス穂高連峰を臨む。

 

朝の山は清々しい。

低い太陽の角度はまだあたりの色を照らしきらずに浅い色で包まれている。
光の粒がそこかしこにきらきらしている。

 

行く先々で見かける立ち枯れの木は、北海道の野付半島で見た景色を思わせる。

 

きらきらの銀糸で編まれたレースような蜘蛛の巣。

 

道すがらたくさんの猿たちと遭遇する。

 

熊鈴(熊ベル?)を鳴らしながら歩いた。

 

水鏡が美しい明神池。

 

お昼過ぎの大正池はもうすっかり昼間の顔。
朝靄の幻想さは影を潜めていた。

 

 

花の記録。


キンミズヒキ


キツリフネ


オトギリソウ


クサボタン


ミヤマトウバナ


シオン


ソバナ


ジャコウソウ


タニソバ


ノブキ

 

ビジターセンターではこんなポスターを見つけた。
アイスランドの植物ポスターを彷彿とさせ思わずうれしくなって購入。

上高地でこんな花あんな花が見れるんだ、と、季節を変えて訪れることがまたひとつたのしみになった。

 

ちなみにこのポスターは 元環境省職員の二橋愛次郎さんという方が花を描かれたのだそう。
1977年から2年間 国立公園管理官として上高地に駐在し、趣味で上高地の花をスケッチしていたとのこと。
なんとも興味深く、もっと知ってみたいことがもうひとつ。

 

 

帰りは松本経由。
銭湯へ行って、地元の居酒屋さんで軽く一杯して、信州の美味しいものを買って、特急電車で帰宅。
数時間滞在の松本を存分にたのしんだ。

 


(銭湯のロッカーに松本の作家eteläさんの表記を見つけて嬉しくなる)

 

 

美しい景色を共有して、美味しいねって言いながら食事をして、旅を振り返ってお喋りをはずませる。
たまには誰かと旅することもいいな、そんなことを思わせてくれた友人夫婦に心からの感謝を。