夏の終わりに

2022.08.31 ALL, 日々のこと

(雑記)

足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。

 

 

なんてことない日々のこと。

最近の胸が熱くなった出来事をふたつ。

 

SNSでたまたまシガー・ロスが来日することを知り、急いでチケットを購入して8月の終わりのこの日をたのしみにしていた。

シガー・ロスを知った頃は音楽を聴きながらアイスランドの地がどんな場所か期待と想像を膨らませていた。
数年前に訪れたアイスランドで体感したその風景は、まさに音と声にぴたりとあっていて、あぁここで生まれた音楽なんだと妙に納得したのを覚えている。

どこまでも伸びやかな声に終始うっとりしながら、時折響く低音に心を揺さぶられる。

 

アイスランドの雨粒みたいな、
しっとりした空気みたいな、
滝の轟音みたいな、
草原の上を風が吹いていくような、
氷河の透明で奥行きのある色みたいな、
この目で見た景色そのまま。

あぁまたあの場所に還りたいな。

そしたらきっと
オーロラが夜空で踊るような、
雷が轟くような、
波が囁くような、
まだ出会ったことのない景色と音がもっともっと重なるんだろうなと思う。

 

光の粒子が走り抜けていく、
透き通る声が音に乗っていく、
Svefn-g-englarの舞台演出がとても好きだった。

大好きなHoppípollaは今回歌わなかったけれど、休憩明けのGlósóliがすごくすごく最高だった。

たっぷり3時間のLIVE。

 

この余韻にしばらく浸って生きていく。

 

 

別の日にはガブリエル・シャネル展へ。

新しいことを試みる、自分を強く持つ、そうやって築いてきた先人の方々の知識や技術があってこそ今がある。
色褪せない魅力。
最後に見た霧みたいなオーガンジーのローブを纏ったドレスのコーディネートがとても素敵で心に残った。

お土産にno.5の香水サンプルがもらえることは知っていただけれど、なんて粋な計らいなんだ…
(年を重ねておばあちゃんになってもこの香水が似合う女性でいられることにつよく憧れる)

刺激をいっぱいもらった日。