灯台電話
2021.12.20 ALL, 日々のこと
(雑記)
足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。
それはそれはずっとずっと長い間 片想いに近いような憧れで。
切り取られた景色、色、空気、写真に添えられた言葉たち。
いつも画面越しに眺めては素敵な方だなぁと思い続け、まわりのいろんな方々から「とてもとても素敵なひとだよ」と幾度となく聞いていた。
ふとある日の投稿がわたしの心にちいさなちいさなあかりを灯して、そのあかりが日々揺らめいてずっと心に引っかかったままだった。
そうか!と自分の気持ちに気付いたとき思わず連絡せずにはいられなくて、普段なら勢いでそんなこと滅多にしないのに 自然と伝えたい言葉をつらつらと綴っていた。
実際にお会いしたことはなくて言葉を交わしたのも数えるほど。
ゆるく繋がる関係を経て、突然の唐突な長文。おそらくとてもびっくりされたことと思うけれど、そのお返事は丁寧でどこまでもやさしくてどこまでもあたたかかった。
まだどこにも打ち明けたことのない想いを伝えて、灯台電話でお話ししてみたいこともお伝えして。
そしてまさかの灯台電話が実現する日がくるだなんて…!
間をつないでくださったのは いつもお世話になっている大好きなひと。
わたしにとっては憧れすぎるおふたりと一緒にお話ができるなんてそれはそれは光栄なこと。大緊張でその日を迎える。
洞爺湖からの番外編 灯台電話。
雪の洞爺、晴れの仙台、雨の東京。
遠く離れた空の下、繋がってしまえばあっという間にそこはひとつの場所。
北の地のこと、
まだまだ知らない世界、
お二人のこれからのこと。
わたしにとってはとても刺激的で、あぁこんなふうに歳を重ねられたら…と自分の5年後10年後を想像してみる。
もっともっと努力して頑張らなきゃな、と、心が震え、まだ見ぬ先の自分がすこしだけたのしみになる。
今やらなければいけないこと。
いつかやってみたいと思っていたこと。
ぼんやりとまだ輪郭のない、でもなんとなく掴めそうな自分の奥の奥にある想い。
手を伸ばして、手探りでも進んでみたいと思えたこと。
そんなきっかけを会話の端々でたくさんもらったような気がする。
電話が終わったあと、マグカップの冷めきったお茶はわたしの喉を心地よく潤す。
このときを書き残そうとはりきって用意した手帳は あとから見たらたいしたことを書き留めておらず、、たくさん感じたことや初めて知ることはもっともっとあったはずなのにぽつぽつと単語が書かれているだけ。
しあわせな時間だったなぁと感謝の気持ちを反芻する。
その気持ちが一週間経っても、身体中に沁み渡ったあたたかさを保ち続けている。
しおみさん、かなさん、一年の終わりによき時間をありがとうございます^^
この写真はこのときのわたしの心象風景。
あたたかな日差しにのびやかな木々。
お二人に、森に、やさしく包み込まれた、そんな時間。
(いつかの写真、わたしの地元の灯台は縞模様)
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