或る日

2021.07.05 ALL, 日々のこと

(雑記)

足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。

 

 

思い立ってふらりと尾瀬へ。

その日は雨予報から曇り予報に変わって、夜行列車に揺られ早朝に辿り着く。

朝日にかがやくブナの原生林。
鳥たちのさえずり。
ふと鼻をかすめる植物のあまいにおい。
木々の隙間からきらきらとかがやく水面の揺らぎ。

時折晴れ間ものぞき、美しい景色に誘われひたすら歩みを進める。

ずっと憧れていた景色には出会えなかったけれど、束の間の小旅。

 

 

別のお休みの日のこと。

ずっと気になっていた「ぐりとぐら しあわせの本」展を観に。

等身大の絵本の世界。
マスクの下でにやにや、、心の中で思いっきりはしゃぐ。

幼い頃のわたしが満たされた気分。

おみやげをいくつか。

ぐりとぐらの落し物?
帽子がふたつ。

何やらこれは”当たり”らしい。
なぜか当たりを2つも出してしまったので、ひとつは友人へ。

 

 

今年もこの季節が巡ってきた。

秋田から届いたさくらんぼ。
初夏を感じさせてくれる味は最高のデザート。

 

ポストに届いた、アジサイの切手が並ぶお手紙。
ちょっと出かけた先で、この季節に、わたしのことを思い出してくれてありがとう。

 

 

あっという間に過ぎていく日々をつらつらと。

有元利夫さんの作品集に綴られていた、
「ささやかな出来事やささやかなキッカケを大事に大胆につむぐ。」
その言葉がすごく好きで、いつも何かあるたびに心で復唱している。

なんてことのない “或る日” を大切に、ちいさなことも余すことなく紡いで未来へ繋げていきたい。