駆ける馬とわたし

2021.04.27 ALL, 日々のこと

(雑記)

足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。

 

 

昨年個人的にご依頼させていただいていたオーダーのタペストリーが届きました。
わくわくしつつもちょっぴり緊張をしながらこの日を心待ちに、待ち遠しかったようなあっという間だったような。

 

お願いしたのは、刺繍絵作家の宮崎友里さん。

何年か前にお会いしたときはご挨拶程度だったのですが、彼女が刺繍で描く世界がそして馬が、ずっとずっと頭から離れず今回ご依頼させていただきました。

 

朝でも夜でも、夏でも冬でもない曖昧な世界。

青空を映したような、
朝焼けに輝いているような、
夕焼けの下で夜に向かっていくような。

たくさんの馬たちが気持ちよさそうにのびのびと駆けている姿はとても美しく、そして凛としていて、目の前に立つとその世界に飛び込めるような気さえしてきます。
わたしの心情を、憧れの世界を、そのまま布に映してくださったような世界。

「かなこさんのなかのたくさんの粒子が集まってひとつの世界をつくっている」と言ってくださったことがとても印象的で。

色も景色も馬たちもぜんぶぜんぶ抱きしめて頬ずりしたくなるくらい好きが詰まっていて。

好きな場所、好きな色、好きな季節、好きな時間帯、わたしの拙い言葉を拾い集めて、こんなに素晴らしくておおきな世界を描いてくださったことに感謝しかありません。

しあわせな宝物がまたひとつ増えました。

 

 

部屋の窓に。

遅い午後の光にほんのり透けて境界性が霞んだ世界は どこか遠い場所へいざなってくれるよう。

 

自分で独り占めするのには勿体なさすぎて、ぜひいろんな方にご覧いただきたいなと思い、しばらくはお店に飾っておこうと思っています。

ぜひご来店の際には素晴らしい刺繍の作品をご覧いただけるとうれしいです。

 

(一緒にいただいた苺も美味しくいただきました^^)

 

ゆりさん、この度は本当に本当にありがとうございました !
ありがとうを何度伝えても伝えきれません。

心よりおおきなおおきな感謝の気持ちを込めて。