2020年を見送る

2020.12.31 ALL, 日々のこと

(雑記)

足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。

 

 

ゆく年を見送って。
2020年の大晦日の日に。

 

今年は今までの普通が普通じゃなくなって、当たり前の日常がどこかにいってしまって、誰にとっても大変な一年だった。

些細なうれしいことに感謝をして、いつもと同じことができることに歓びを感じて、考え方もがらりと変えられて(変えるしかなくて)、記憶もおぼろげなままあっという間に12/31を迎える。

昨日までにお店の大掃除をして細かい仕事を納めて、今はスウェーデンのルシア祭の映像(教えてくれた友人に大感謝!)を流しながらホットミルクを飲んでいるつかの間の時間。
傾き始めた太陽のオレンジ色の光が窓からこぼれてきて、なんだかこんなひとときにしあわせを感じている。

 

先日友人に会いにいった鎌倉。
ご褒美みたいな夕焼けの海で写真を撮ってくれていた。

こうやって会いたい人に会えることもまたしあわせなこと。
彼女も旦那さんも病気を患って心配だったわんこもみんな元気で本当に良かった。

彼女の手料理はまた格別で、余韻でお腹が空いてくる…
(いつも本当にありがとう!)

 

今年のプライベートを振り返ってみると、”いつか”と思っていたこと、”自分には無理だ”とどこかで決めつけてしまっていたこと、特に意識していたわけではなかったけれど気付いたらそんなことにひたすら挑戦していた。

 

ずっとずっと興味だけがあって、いつかのリストに常に上位にあった金継ぎ。
1月から始めて、途中中断せざるを得なくなってしまったりもしたけれど、割れてしまったお気に入りの器がまた新しい魅力を纏って蘇った。

 

絵心のないわたしには絵を描くことは向かないと思っていた。
それでも綺麗な色には惹かれるし、ふとした瞬間に心を奪われた色を残しておきたい、そんな気持ちから透明水彩を始めた。
まだまだ練習中…


(実家のわんこを写真を見ながらスケッチ)


(最近部屋に生けた蠟梅の花をスケッチ)

 

音楽に触れてこなかったわたしは、楽譜も読めないし、楽器を弾くなんて夢のまた夢だった。
大好きな映画に触発されて、導かれるようにバイオリン体験教室へ。
身体に響く音がとてもとても心地よかった。
憧れの曲を弾けるようになりたい一心で教室へ通い始める。

 

どれも舞台に上がろうだなんて思っていない。(よく何になりたいの?なんて言われるけれど 笑)
自分を満たすため、自分の人生に後悔しないため。

一歩踏み出してみたら世界はものすごく広くて明るくて自由だって、この不自由な世界でもっともっと自由でいようと思った。

それなりに充実していた2020年。

 

 

ありがたいことにたくさんの方に支えていただいてお店を続けていられることには感謝の気持ちしかありません。
ブランドさん、作家さん、お店に足を運んでくださる方、オンラインストアで遠方からお買い物いただく方、メッセージをくださる方、気にかけてくださる全ての方に支えられ励まされてきました。

この感謝の気持ちをお店を続けていくことで少しずつでもお返ししていきたい、そんなことをいつも以上に強く思った年でもありました。

2021年、先は明るいと信じてこれからも自分にできることを模索しながら、誰かのそばにそっと寄り添うお店でいられたらと思います。

 
ひっそり更新している「日々のこと」、読んでくださってありがとうございます^^

 

 

みなさまにとっても幸多きな2021年となりますように。