旅の記録〈UMATABI〉

2019.04.16 ALL, 旅のこと, 日々のこと

(雑記)
足を運んだ場所、
気に留めたこと、
幸せな気持ちとか
お買いもののこと
などなど。

 

4月の半ば。快晴。

めいっぱいに咲いた桜も、風が吹くとはらはらとその薄ピンクの花びらを空中に舞わせて、見上げてみると空には半分になった白いお月さま。

 

大好きな馬に会いに行く計画を立てた冬の終わり。
たのしみにしていた春の日に、のんびり電車に揺られてその場所へ。

 

こんにちは。
到着してすぐに会いに行く。

 

ちょうど夕刻、みんな一生懸命に草を食んでいてこちらには見向きもせず…
近くまでいっても草に夢中でマイペースなところが可愛い。

 

夕暮れ時、ぼうっと空を眺めていると、
青い絵の具を塗り重ねて行くように 刻々と空の青が深くなっていく。
山々や木々の輪郭が次第にはっきりしてきて、空は辺り一面をのみこむように あっという間に深い藍色に染まる。
夜がやってくる。

闇の中、星がきれいに見えることに心を踊らせ期待していたけれど、あいにくの曇り空でお月さまもぼんやり。
こんな山奥で観れる星空はきっと格別なんだろうなぁと想像だけ巡らせて、早々に眠りにつく。

 

翌日は乗馬。(乗馬中に撮った写真はフィルムカメラのためまた後日…)

ブラッシングをして、おやつをあげて、抱きついてみたりスキンシップをして、庭をぐるり茶色い子と一緒に歩く。
途中で草を食べ始めたり(クローバーが大好物なのだそう)、人を乗せても変わらずマイペースなところがまた可愛かった。

森の中では、風が強いと木からリスが落っこちてしまうところも見れたりするのだとか。
タヌキやキツネ、イノシシもいると聞いて豊かな自然に圧倒される。

 

タラの芽、ふきのとう、山桜のつぼみ、山深いそこはまだ春がやってきてばかりで、春の訪れを感じさせるような景色に出会えた。
これから桜が咲いて緑が茂って、きっともっと美しい景色になっていくんだろうなぁ。

庭を歩いてお散歩しているだけでも発見がたくさん。

 

ごろん、くつろぐ馬たち。
眠たそうにしている顔がまたとっても可愛かった。

 

時間があれば会いに行って、癒されて。
人懐っこくて馬から近づいてきてくれるのも嬉しくて。(おやつをくれると思っているのだと思うのだけれど、)
撮ってもらった写真のわたしが 満面の笑顔すぎてちょっとクスッとなる。

またね、って挨拶して 滞在もあっという間。

 

帰りはここへ。

空の色を写したような、空に溶けていきそうな、ネモフィラのブルー。

 

3分咲きでもじゅうぶん綺麗だった。

 

& SUGARさんでは、とーっても久々に生ケーキをいただく♡
美味しすぎてふたつもぺろり。

& SUGARのお二方にも空間にも癒されてたっぷり満たされて。

大充実の小旅も締めくくり。

 

次は満天の星空を観にいきたいなぁ。
すでに次の旅へと想いを馳せつつ、さて次の旅先は何処へ。