北欧を巡る旅路 _ 〈 きらきらのストックホルム 〉
2019.01.13 ALL, 旅のこと, 日々のこと
(久々すぎる更新に記憶を堀り起こして、でも写真を眺めているとあの旅の中へあっという間に戻れるから不思議)
《 June 27-28, 2018 Sweden 》
ダーラナの街を出て、向かった先はストックホルム。
いつも訪れる街も今回は初めてのひとり歩き。
ストックホルムの街はすっかり夏で、きらっきらに眩しくって、照りつける太陽が暑かった。
特急電車に揺られて夕方に到着、ホテルに荷物を置いてぐんぐん歩く。
久々の場所もいつものお店も、時間がないぞーって駆け足で。(閉店時間が早いので気が気じゃない…)
でも思ったほどの収穫や発見はなくって、それでも街を歩いているだけでたのしいから大満足。
(久々に足を運んだストックホルム市立図書館、円形にぐるりと本が並ぶ景色は圧巻)
翌朝はずっとタイミングを逃していた市庁舎の塔へ。
夏の間しか登れないそこは、エレベーターを降りた先に石畳の階段をぐるぐるずっと登っててっぺんへ。
一望できる景色。
いつも下から眺めていた塔の先の星が近い。
パノラマの景色を満喫した後は、歩いていつものパン屋さんへ。
そしてまた歩いて目的のお店へ。
またまた歩いてトラムに乗って、
何度行ってもまた訪れたくなる大好きな場所、ローゼンダール ガーデンへ。
ここの広大な緑が好き。
誰もがゆったりのんびりしていて、時間の流れがゆるやかなところが好き。
森に迷い込んだように歩いて行った先に佇む小屋。
思い思いの時間を過ごしている人たちの中で、わたしも美味しいスープのランチとロゼワインを嗜む。
お昼から呑んでぼーっとして、しあわせな(しあわせすぎる)午後のひととき。
時間も早々に、調べていた郊外のロッピスへ向けて移動。
電車とバスを乗り継いでどきどきしながら初めて行った郊外のロッピスは残念ながら収穫なし…
でもこんな知らない場所までひとりでわくわくそわそわしながら来れたこと、大冒険した気分。
そして翌朝、ストックホルムを出る朝はいつもお決まりの場所。
ここへ来れたことに感謝をして、森の墓地 Skogskyrkogården へ。
広い広い緑溢れるこの場所をしばし独り占め。
走り出したくなってしまう。
深呼吸して静寂に耳をすます。
鳥のさえずりと葉っぱが風ですれる音、花と緑のにおい。
見上げれば雲ひとつない青い空が突き抜けていて、もうそれだけで充分で、ぼんやり歩きながらここは天国かなって思った。
この場所に来ると不思議と頭と身体がすうっとクリアになって、感謝の気持ちで溢れる。
やっぱり来てよかった、来れてよかった、そう思わせてくれる場所。
その後空港に向かい、一路アイスランドへ。
つづく
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