そっと花を纏う = 二十五の花の夢 展 (Skantique×オカベマキコ) =

2019.02.17 ALL, イベント情報, 取扱いアイテム

2/22からスタートするイベント、『 二十五の花の夢 展 』より。

 

Skantiqueさんが手にされたお花を生ける古いブローチが原型となり、ガラス作家のオカベマキコさんにSkantiqueさんがご依頼され完成した作品。
コラボ作品のブローチも今回お目見えいたします。

 

Skantiqueさんが込めた思いや原型のブローチは下記よりぜひご覧くださいませ○

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. 一輪挿しブローチ Skantique × オカベマキコ ある日の買い付けで生花を活けられる ガラスのブローチと出会いました。 おそらく1920年代のもので 百年も前にどなたかが考えて作ったロマン それを身につけていた時代があったことに感動を覚えました。 何年も古いものの買い付けをしていても 見つけたのはたったのひとつ。 一つだけではもったいない。 もっと多くの方に身につけてほしいと願い、 作って頂けないか依頼しようと ガラス作家のオカベさん @okabemakiko の アトリエを訪れたのは昨年の12月。 そこからお話がぐんぐん進み ガラスの花瓶部分はオカベさんに、 金属部分はstrangeworksさん @nobuyasu_inoue に作って頂きました。 身に付けた後も飾れるようにと台を。 水を注ぐのにスポイトを。 箱のなかにはオーガニックコットンの綿を敷き詰めました。 卒業式、謝恩会、入学式など いつもより緊張する日に 摘んだ一輪の花を纏いませんか 2/22からの「 二十五の花の夢 展 」で 初めてお披露目となります。 オカベさんがなんと白手袋も ご用意してくださいました。 そっとお手に取られて どうぞお鏡に合わせてご覧下さい。 ・ ・ 1枚目の写真が完成形 2枚目の写真がスウェーデンで見つけた古いもの 岡山のオカベさんのアトリエを訪れると、しゃぼんランプがずらり。この日は吹きガラスの工房へ行かれる日だったので、わたしも見学させてもらいました。ちゃきちゃき、1つもむだな動きなく一心にしゃぼんを吹き上げるオカベさん。仕事の早さ、丁寧さ、柔軟さ。 生み出される作品の素晴らしさはもちろん、わたしはそのメンタリティーも好きです。 今回の依頼を引き受けてくださり、想像通りの、もしくはそれ以上の作品になってうるうるしてしまいました。 日本に到着して、実物を見るのが今から楽しみです。

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このブローチの存在をわたしが聞いたのは昨年の夏のこと。
彼女の元を旅行で訪れたときでした。

「こんな素敵なものを見つけたんだよ」
「たくさんの人に見てもらいたいからどなたかに新しくつくっていただけたらいいのだけれど」
そんなことを伝えてくれたのを覚えています。

この小ささ、この可憐さ、そして生花を身に纏うためにブローチにするという昔の人の発想。
Skantiqueさんの手のひらの上にそっと載っていたそのブローチは、わたしも思わずため息が出るほど素敵なものでした。

そんな彼女の想いが募って繋がって、オカベマキコさんやstrangeworksさんがお力添えしてくださり今回形になったブローチ。

ガラス部分、金属部分、ひとつひとつ手作業でつくられているため、それぞれが少しずつ異なります。

特別な日に、もちろん普通の日も、小さくなってしまった切り花や道端で摘んだ花をさりげなく纏うことを叶えてくれます。

 

ブローチをそのまま飾っておける台もつくので、お部屋ではお花を生けてたのしんで。

 

ブローチとブローチ台、お水を入れるためのスポイト、オリジナルの箱に入ってのお渡しとなります。

 

今回の展示テーマにも寄り添う、とっておきのひとしな。
この度当店でご紹介させていただけることも光栄に思います。

ぜひ会期中店頭にてご覧くださいませ。

 

 

 

2/22(金)〜3/3(日)

『 二十五の花の夢 展 』 – Skantique –

 

昨年二月に開催致しました「 二十五の花 展
その物語の続きの第二話は、陽が沈んだ夜が舞台です。

スウェーデンには25の地方があり
それぞれの地方を象徴するお花があります。
夜になると各地方の花たちが空に集い のびやかに舞っています。
みんなが寝静まった頃 きっと自由に踊り出しているであろう
スウェーデンのアンティークたち。
一年掛けて探し集めてきました。

二十五の花たちの夢の中へ
どうぞお越し下さい。

 

絵本作家の齋藤槙さんに「二十五の花の夢」を描いて頂きました。
ガラス作家のオカベマキコさんとの初めてのコラボ作品、お花を生けるブローチをお作りしました。
会期後半の2月27日からは、夜に花たちが舞う様子をイメージして料理家の星谷菜々さんがお菓子を焼いて届けて下さいます。
同日より、スウェーデンの陶芸家キーナからはそのお菓子たちの舞台にもなるような真っ白な器が、木工作家のステファンからは25の地方の1つを象徴するドングリの作品が届きます。

 

Skantique https://www.instagram.com/skantique/

 

 

 

いつも素敵な北欧アンティークを届けてくださるSkantiqueさん。
この度昨年2月に続くテーマの元、展示を開催することとなりました。

スウェーデン・ダーラナ地方で湖と森の側に暮らしながら、彼女の元へと集まったアンティークの品々は北欧の柔らかな光を纏うよう。
Skantiqueさんの審美眼を通して集まったたくさんのアンティークは、貴重なものから手に取りやすいものまで幅広く目白押しです。

まだまだ寒い季節ではありますが、アンティークの花々が咲き誇る舞台へ、ぜひみなさまお誘い合わせの上お出かけくださいませ○

 

※期間中のお休み予定:2/25(月)、26(火)